疲労困憊。

過ぎ行く日々
甘さも辛さも通り過ぎて
何も感じられない日常

鈍感、なんていやな響き
時間が過ぎ去っていくほど
五感は鈍り、失っていく
あぁ、もう、涙なんて出てきやしない

心の一区切り。

声を上げて、泣いてもいいですか？
アナタを追ってもいいですか？
アナタはワタシの全てでした
ワタシは私へ生まれ変わり
私は生まれ変わった貴方を探す
途方も無い旅に出ます
それまでは、泣かせてください。
アナタを想って、泣かせてください。

歩いた道。

あなたと二人
手を繋いで歩いてきたね
長く長い道のりを

あなたでよかったと
何度も思った
あなたじゃなかったら
なんて、怖い妄想
今でもしたくない

足りない隙間、不透明な状況。

守りたい、守られたい。
心の葛藤が見え隠れする。
愛しても、愛されても、足りない。
見えないキミの心と、
不確かなボクの心。
どちらも完璧とはいえなくて。
だからこそ、一生懸命伝え、願う。


「一番に愛してください」


時間と仕事が僕らを引き裂いた。
初めは気づかない振りをした。
次は信じることしか出来なくなった。
その次は…？
疑う事しかできなくなるのかなぁ…？

辛い、哀しい、苦しい。
会えない時間は、孤独と世間との戦いだ。
ボクが戦っている間、キミも同じ気持ちで戦ってたらいい。
違っていたら、なんて考えは捨てた。
ボクは、キミを信じるって決めたから。
会える日を、会えた日を、ステキに過ごす為に…。

幻影、ここではないどこか。

赤、青、黄、桃、橙、緑…。
カラフルな色が前を通り過ぎていく。
あれはなんだったのかな？
花？それとも、プラスチックの固まりかなぁ？
白い、白い、空間にそれらがふわふわと前を…。
戯れながら、過ぎていく。
不思議と、置いてかれたという気にはならず、
過ぎ行く風景に思えた。